【ヘム鉄】乳幼児の発達には鉄が必要!よく観察して鉄を補おう【鉄不足改善】
【ヘム鉄】乳幼児の発達には鉄が必要!よく観察して鉄を補おう【鉄不足改善】
こんにちは!サプリシスターズです!
今日は、乳幼児と鉄についてのお話です。
離乳食を開始する6ヶ月ころから2歳くらいまでに多くな
るのが、鉄の不足による鉄欠乏症貧血です。
実は、赤ちゃんにはお母さんのおなかにいた時にお母さんからもらった鉄の貯金があり、生まれてしばらくはその鉄貯金を使って暮らしています。
ところがその貯金は、約6か月ごろから減り始め、9か月になるころにはほぼゼロになります。
日常に必要な鉄量だけでなく、成長に必要な鉄の量も離乳食時期になると増加するためほとんどの赤ちゃんは実は鉄不足の可能性があるといわれています。
特に母乳栄養児や未熟児で生まれた赤ちゃんは鉄が不足になりがちです。母乳育児がいいよ!と産院で教わりますが、母乳育児の場合は鉄不足発生の確率が大きいことも知っておいた方がいいかもしれません。
1歳前後の赤ちゃんの1-2割が鉄欠乏症貧血であるとの報告もあります。
乳幼児の鉄の一日必要量は6-8mg/kgです。
100ml中の鉄含有量は、粉ミルク0.78mg、フォローアップミルク1.0mg、母乳0.2mg、牛乳0.1mgです。
母乳からの鉄吸収は摂取量の約半分なので、牛乳や母乳は鉄欠乏性貧血になりやすいといえます。
そして、鉄不足の赤ちゃんの見分け方は?とご質問いただくことがありますが、赤ちゃんはもともと日焼けなどなく顔が大人よりも白っぽいため顔色で判断することは難しいです。
瞼の裏を見る、なども方法はありますが、小さい赤ちゃんや幼児の場合なかなかじっと瞼をめくって裏側を見るのを許してくれるのは難しいと思います。
一番いいのは何かの機会に血液検査で状況を知っておくというのがいいかもしれません。
母乳育児で、お母さんも貧血気味だった場合赤ちゃんも貧血症の可能性があります。
ヘモグロビン値が11g/dl以下であれば治療をするのがいいかもしれません。
また、もし、赤ちゃんや幼児が大泣きしたりすると顔色が変わったり、痙攣やひきつけを起こす憤怒痙攣をおこす場合、鉄不足が起こっている可能性がとても高いことが注目されています。
憤怒けいれんと鉄はイメージ的に結びつかないかもしれませんが、実際、鉄剤を開始するとほとんどの子供に効果がみられるようです。
1990年に報告されて以来、ほぼ100%の症例に効果があり、半数以上は発作が消失したと報告されています。
まだそのメカニズムは100%解明されていませんが、鉄はセロトニン・ドパミン・ノルアドレナリンなどの脳にある多くの神経伝達物質の合成に必要な栄養素なので、それらがうまく生み出されることによってこの発作が落ちちくのではないかと考えられています。
赤ちゃんや幼児のお子様の癇癪、ひきつけや貧血に不安があるようでしたら、一度鉄分の補給を注目してみてはいかがでしょうか?◎
お母さんお父さんも、子どもが元気だと安心して心地よいと思いますので、是非鉄分を取り入れてみてください◎
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